過去の日記

2011-07-21 [長年日記]

血のバレンタインを見た [movie]

リメイク版ではなく、オリジナル。

血のバレンタイン [DVD]

  • 監督: ジョージ・ミハルカ
  • 出演: ポール・ケルマン,ロリ・ハリアー,ニール・アフレック,キース・ナイト,アルフ・ハンフリーズ
  • 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
  • ASIN: B002CQIEIK
  • 発売: 2009-08-28
  • amazon.co.jp詳細へ

オーソドックスなスラッシャームービー。
オチも、まぁ、うん。そんなところかな、という感じ。

やっぱり、こういう映画では雰囲気が大事なんだな、ということがよくわかる。
炭坑を舞台にする。
ゆえに、犯人の使う凶器はツルハシ。ゴーグルとマスクをかぶり、作業服を着る。

正体を隠すための、マスクやゴーグルなんていう装束は当然日常の中では目立つはずだ。
でも舞台となるこの町ではありふれている。どこにもある。一年中目にする(のだろう)。

最後のシーンは炭坑。ほとんど迷宮だ。ゆえに犯人は神出鬼没。
色んな要素がうまく噛みあう、このロケーションを思いついたことが映画の価値に結びついている。


けれど、それでも、オーソドックスなスラッシャームービーの枠を超えないところが残念。