2021-06-30 [長年日記]
■馬鹿と嘘の弓, 文学少女対数学少女, 憎悪人間は怒らない, NOVA, 後宮の烏 5
彼女には幸せになって欲しい。
馬鹿と嘘の弓 森 博嗣
『色のない緑』の人だった。たぶんそれで読みたいリストに入れたんだろう。
面白かったかと言われると微妙なラインなのだけど、雰囲気はよい。
こちらの問題で、ミステリィが合わなくなってきたというだけか。
文学少女対数学少女 陸 秋槎
いつも通り。
憎悪人間は怒らない 上遠野 浩平
一番強烈だったのが新井素子さんの著者紹介のページ。
『無脊椎動物の想像力と創造性について』がよかった。
NOVA 2021年夏号
よい。ちゃんと練られている感があって、物語の進行とは別のところで読みたいと思わせる力がある。
続き気になる。
後宮の烏 5 白川 紺子
見破ってやろうとか思わなければ騙されることもない。
ですよねー、という範囲にとどまるだけ。
やっぱりミステリィから離れつつある感。
叙述トリック短編集 似鳥 鶏