2019-06-30 [長年日記]
■天冥の標
正味1週間ぐらいで5冊読み進めちゃって、しばらく飽和状態になってた。
道中はめちゃくちゃ面白くて一気に突き進んだのだ。
前の巻を読んでいる時「ダダーのノルルスカイン」で、ダダーが種族名でノルルスカインが個体名というような言説にわざわざ強調すること? と思ってたけど、あーそういうことかー、みたいな気になった。
ちりばめられた要素が収斂して幕引きに向かう過程というのは実はあまり好きじゃないのが自覚されたりした。
ミステリィの好きなところはその過程が瞬時に起きることが多いことなのかも。