2017-09-30 [長年日記]
2017-08-31 [長年日記]
2017-07-31 [長年日記]
■青白く輝く月を見たか? , 貴族探偵
技術の描写とかではなくて、主人公の考え方から未来を感じさせるのがすごい。下↓のライトノベルシリーズと比べると際立ってしまう。
AI(的な存在であってAIじゃないのもいるけど)が実に人間っぽくて、他作品での真賀田四季の方が人間っぽくない。
演繹能力も帰納能力も桁外れに高いAIが、けれどほぼ人間として書かれているのが面白くて、でもそりゃそうだよねと思ってしまう。
噂の「こうもり」を確認するために。
メモ。
2017-06-30 [長年日記]
■ビブリア古書堂の事件手帖7 ほか
大仕事が片付いてゆっくりした、という感じの終わり方。大団円ではないけどよいか。
1960年代のTVアンソロジーシリーズのノベライズの訳本。
オチが分かりすぎるほど分かりやすい話も多いけど、これがある意味でのオリジンなんだろうな、と思った。
基本的にいいことしか書いてない。当の角川が出しているんだから当たり前かもしれないが。多様性は必要だよね。
2017-05-31 [長年日記]
■ダマシ×ダマシ 誤解するカド ILC/TOHOKU など
ダマシ×ダマシ
うわー。いつも通りのXシリーズらしくつつがなく……と思った矢先のまさかの展開。
誤解するカド
まったくファーストコンタクトじゃない話もあるけど。円城塔、飛浩隆、コニー・ウィリスがよかった。
ILC/TOHOKU
小川さん、ギャグか、と思ったらきっちりSFだった。好みは(やっぱり)野尻さん。