■変種第二号 [novel]

表題作でありトリを務める「変種第二号」が白眉。
……なんだけど、アンソロジーの編集のせいで序盤から中盤にかけてのサプライズが台無しになっているような。残念。
「歴戦の勇士」もよかった。

変種第二号 (ハヤカワ文庫 SF テ 1-24)

• 作者: フィリップ・K・ディック
• 出版社/メーカー: 早川書房
• 発売: 2014-03-20
• ASIN: 4150119503
• メディア: 文庫
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■浜村渚の計算ノート [novel]

長らく気になっていたけどようやく読んだ。

浜村渚の計算ノート (講談社文庫)

• 作者: 青柳 碧人
• 出版社/メーカー: 講談社
• 発売: 2011-06-15
• ASIN: 4062769816
• メディア: 文庫
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想像以上の舞台設定にビックリした。小説的なうまさとか、緻密な描写とか、巧妙な設定とか、そういう感じとは無縁だけど、奇妙な面白さは、ある。
"0"の回のオチがよかったなぁ。

■作業メモ

gp|Easy CMS を 4.3.3に更新。

■言語処理学会にきています [徒然]

昨日から札幌入り。
13年ぶりの北大。
工学部に入ったのは19年ぶり?
なつかし。

昨日は在学時代によく食べに行っていたお好み焼き屋に。

■声の網 [novel]

初出の1970年時点でこのタイトルだったとしたらすごいなぁ。
電話の「声」の正体が明らかになった時に、あれれ、とちょっと思ってしまったのだけど。

声の網 (角川文庫)

• 作者: 星 新一
• 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
• 発売: 2004-02-13
• ASIN: B009TPQU2E
• メディア: Kindle版
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アイディア的には今から振り返ってみればすごいと思うけど、小説としては星さんの作品の中では凡庸な範疇じゃないのかなぁ。