2011-06-20 [長年日記]
■荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論
映画論とあるが、評論というよりは紹介。
基本的にこんなところが面白かったよ! という内容で、マニアックな視点に陥っておらず、「これは見たい!」と思わせるような書き方だった。
若干ネタバレしているところもあり、そこは残念な気がした。
「田舎にいったら襲われた」系なるジャンル(?)分けがされていて、間違いなくそのジャンルはホラー映画(や小説)の中に存在すると思うので、愉しく思った。
でも後ろの方で呪怨を採り上げているのに、呪怨のハリウッド版をこのカテゴリで触れていないのは不思議だった。
呪怨はハリウッド版がなかなかの出来たと思っていて、それがなぜかというと「田舎にいったら襲われた」系のテイストが混じっていると感じられたからであった。
まぁ、そう思っているのは私だけ、ということなのかもしれないけど。