2010-06-22 [長年日記]
■岡崎市立中央図書館の件 ちょっとだけ
どういうところまで書くかという迷いもあって何も書いてなかったけど、
岡崎市立中央図書館に電話して確認。保守会社が外部からの攻撃と判断。被害届を提出。警察からは2,3回問合せがあったのみ。サーバの調査等は私が知る限りやっていない。令状を持った捜査も入っていない。逮捕は報道で知った。 #Librahack
http://twitter.com/keikuma/status/16733678246
が本当だとすると、ちょっと驚き。
てっきり、システムの開発元や導入したベンダーを差し置いて、図書館が警察に届けたんだろうな、と想像していたから。
もし保守会社がやったのだとしたら、これはかなりのイメージダウンになるだろう。
2010/10/19 追記
被害届を出したのは図書館。その際にベンダー(MDIS)が関わっていたのかは不明。とのこと。
2010/06/28 追記
図書館の検索に関わる統計情報について、大阪市立図書館の公開情報を見つけた。
大阪市立図書館年報(平成20年度)
http://www.oml.city.osaka.jp/pub/tsushin86.pdf
岡崎市立図書館 図書貸出状況 (平成20年度)
http://www.city.okazaki.aichi.jp/tokei-portal/file%5C001%5C016%5Cd1618.xls
大阪市立図書館では年間のインターネット検索回数を公開している。
その回数は3,819,401件。1年が60*60*24*365で31,536,000秒。単純に割ると、10秒に1回の検索。
これは検索回数なので、資料の詳細のアクセス回数はこれのn倍(このnは不明。1回の検索で詳細を何件見るだろうか? 大部分は検索して終わりか、詳細を1つ2つ見て終わりだとは思うが……)。
当然頻度は均一ではないので、ピークでは1秒1回のアクセスはあるのではないだろうかと思うが、しかし大阪市立図書館の規模の図書館でこのぐらいである。
岡崎市立図書館はというと、貸出冊数で見ると大阪市立図書館の1/10の規模。蔵書冊数で見ると1/5強。利用登録者で見ると比率は小さくなる。
(他のリソース)
togetterのまとめ↓
本人(?)のまとめ↓